放浪猫

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Bitbucket Server の更新通知を Microsoft Teams に飛ばす(管理者向け)

こんにちは、ゆきしろです。暑い日が続きますね。

GitのプルリクエストがTeamsに飛んでくるとか、かっこよくね?

ということで、今日はOffice365にくっついてきたMicrosoft版SlackでおなじみのTeamsと、Git管理しているBitbucketリポジトリを連携させる話を書きます。

Bitbucket Server ユーザ向けです。
Bitbucket Cloud だともう少し楽かもしれませんが、まぁ、大人の事情です。

 

■前提
以下の条件を全て満たしている。
1.BitbucketServer環境があり、管理者権限がある。
2.BitbucketServer上に任意のリポジトリがある。
3.Office365を契約していて、Microsoft Teamsを使うことができる。
4.Microsoft Teams上に任意の作成済みチームがあり、そのチームの所有者権限がある。

 

■手順
1.Microsoft Teamsを起動する。
 左メニューの「チーム」タブから任意のチームを選択し、
 更新通知を流すチャネル「Bitbucket」を作成する。
 ※既存のチャネルでもいい。

2.Microsoft Teamsの左メニューの「…」から「その他のアプリ」を選択してアプリ画面を開く。
 アプリ画面の「すべてのチャットを検索」から「Bitbucket Server」を検索してインストールする。
 通知先となるチームとチャネルを選択し、WebhookのURLを発行。
 URLはコピーするなりメモするなりして退避しておく。

3.BitbuckerServerへプラグインのインストールが必須となる。
 BitbucketServerのバージョンが異なるとアトラシアンのマーケットプレイスからは取得できないので以下からダウンロードする。

 以下からOffice 365 Connectorを取得する。

Office 365 Connector | Atlassian Marketplace

 「Get it now」ボタンからローカル環境に「office-365-connector-3.0.jar」プラグインファイルをダウンロードする。
 (末尾の番号は異なる可能性がある)

4.管理しているBitbucketのプロジェクトサイトにログインする。
 https://{管理しているドメイン}/projects/{リポジトリ}
 トップ画面右上の歯車アイコン「管理」を開く。
 管理画面の左メニューの「アドオン」欄から「Manage add-ons」画面を開く。
 画面右上の「Upload add-on」ボタンを押し、ダウンロードした.jarファイルをアップロードしてプラグインをインストールする。

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5.更新通知の飛ばし元となるリポジトリ画面を開く。
 https://{管理しているドメイン}/projects/{リポジトリ}

 リポジトリ > 設定 > Office365コネクタ > 上記で発行したWebhookを追加する。

 ※停止させたい時はここからWebhookを削除する。


 以降、リポジトリに何かあればTeamsの指定チャネルに通知が飛ぶようになる。

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お疲れ様でした。