放浪猫

主にガジェットとかの雑記

OneDriveが起動しない時の対処 (アンインストールと再インストール)

前回、OneDriveが起動しない時の対処について、グループポリシーで「OneDriveをファイル記憶域として使用できないようにする」が有効化されるという変更が適用されてしまったケースについて記載しました。

 

今回は単純にOneDriveがアップデート等に失敗するなどによりクラッシュするケースについて、アンインストールと再インストールの手順について記載します。

 

1.OneDriveの同期リンクの解除
 Win+Xキーから PowerShellを管理者で起動し「 C:\Users\{ユーザ名}\AppData\Local\Microsoft\OneDrive\OneDrive.exe /reset 」 を実行

 ※Windows+Rキーを押して「%localappdata%」を入力するとC:\Users\{ユーザ名}\AppData\Localのフルパスを確認できます。

 

2.アンインストールの実施

Win+Xキーから PowerShellを管理者で起動し「C:\Users\{ユーザ名}\AppData\Local\Microsoft\OneDrive\OneDrive.exe /uninstall」を実行。

その後 PowerShellから

・32bitの人「C:\Windows\System32\OneDriveSetup.exe /uninstall」を実行。
・64bitの人「C:\Windows\SysWOW64\OneDriveSetup.exe /uninstall」を実行。

 

3.残骸の手動削除
%UserProfile%\OneDrive フォルダを削除
%LocalAppData%\Microsoft\OneDrive フォルダを削除
%ProgramData%\Microsoft OneDrive フォルダを削除

 

4.PC再起動

 

5.OneDrive再インストール

・32bitの人「C:\Windows\System32\OneDriveSetup.exe」をダブルクリックで実行。
・64bitの人「C:\Windows\SysWOW64\OneDriveSetup.exe」をダブルクリックで実行。

たぶんこれで起動します。起動しなければ

C:\Users\{ユーザ名}\AppData\Local\Microsoft\OneDrive\OneDrive.exe

をダブルクリックで起動してください。 

 

以上です。

OneDriveが起動しない時の対処 (グループポリシーの変更)

こんにちは、ゆきしろです。
世の中には理不尽なことがたくさんありますね。
例えば、適用されている組織の変更によるPC構成の変更、Office365のインストール、HENNGEのワンタイムパスワード等適用によるセキュリティの設定変更、プロキシの適用による構成変更etc.
 
今日はそんな理不尽な世の中に耐えられなくなって、OneDriveが起動しなくなった時のお話です。
 
■現象
 
・PC起動時に起動するように設定しているOneDriveが起動しない
・タスクトレイに雲アイコンが存在しない
・タスクマネージャーのプロセス一覧にOneDrive.exeが存在しない
・アンインストールや再起動等をしてもOneDrive.exeが起動しない
・再インストール時、OneDriveインストール後にサインアップ画面が出ない
・同期設定をしているはずのOneDriveフォルダが同期されない
・エラーログにこれが出た「Something went wrong waiting for the client to signal us. Error code: 0x102」

 …等 

 
■原因
以下のログが出ている場合は、大体グループポリシーの設定状態のせいです。
1.Windows+Rキーを押して「%localappdata%」を入力する。
2.C:\Users\{ユーザ名}\\AppData\Local\Microsoft\OneDrive\OneDrive.exe をダブルクリックする。
3.OneDrive\setup\logsのログを確認する
「Something went wrong waiting for the client to signal us. Error code: 0x102」が出ている
 
■グループポリシーの設定確認と変更
【UIからの確認】
1.Windows+Rキーを押して「gpedit.msc」を入力しローカルグループポリシーエディターを起動
2.コンピューターの構成>管理用テンプレート>Windowsコンポーネント>OneDrive>"OneDriveをファイル記憶域として使用できないようにする"が「有効」になっていないか?
※有効の場合は「無効」にしてください。「未構成」の場合は以下の実際のレジストリ状態も確認してください。
 
【実際のレジストリ状態】
 
1.Windows+Rキーを押して「regedit」を入力しレジストリエディタを起動
2.コンピューター\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\OneDrive を開いてキー「DisableFileSyncNGSC」の値が1になっていないか?
(1になっていると "OneDriveをファイル記憶域として使用できないようにする"が「有効」になっています )
 
  ( ゚д゚)<UI表示と実態が違うじゃねぇかゴルァ。以下、対処。
 
3.1になっていたらキーをダブルクリックして値を 0 に変更し、レジストリエディタの画面を閉じる。
4.Windows+Rキーを押して「%localappdata%」を入力する。
5.C:\Users\{ユーザ名}\\AppData\Local\Microsoft\OneDrive\OneDrive.exe をダブルクリックで起動する。
6.OneDriveが立ち上がる(はず)
 
いやはや、Microsoftへのストライキはほどほどにしてほしいものです。
それでは。
 
 
2021/7/5 追記
思ったよりたくさんの方に見て頂いているようですのでおまけとしてワンクリックで復活する .bat を公開します。実行時に文字化けする場合はShift-JISで保存するか日本語コメントのechoを消してね。世界が平和になりますように。
 
OneDriveRestart.bat

@echo off

cd /d %~dp0

echo OneDriveの無効化グループポリシー設定値を1から0に変更
rem reg add <KeyName> [{/v ValueName | /ve}] [/t DataType] [/s Separator] [/d Data] [/f]
@powershell -NoProfile -ExecutionPolicy Unrestricted -command start-process 'cmd.exe' '/c reg add HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\OneDrive\ /v DisableFileSyncNGSC /t REG_DWORD /d 0 /f' -Verb runas -Wait

echo OneDriveの無効化グループポリシーの設定状態は以下の通りです
reg query HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\OneDrive\ /v DisableFileSyncNGSC

echo OneDriveを起動します
@powershell -NoProfile -ExecutionPolicy Unrestricted -command "Start-Process %USERPROFILE%\AppData\Local\Microsoft\OneDrive\OneDrive.exe"

exit /b 

 

GitのCRLFの変更できない設定を変更する方法

Windows開発環境で環境構築時にcore.autocrlfをうっかりfalseにして構築してしまった人のためのメモです。…僕のことではないですよ?

 

GitのCRLF設定をフルパスで確認するコマンド

git config -l --show-origin | grep core.autocrlf

 

たぶん2-3箇所ありますね。

 

通常は変更できなくて修正がめんどくさい方のCRLF設定を変更するコマンド

git config -f C:\\ProgramData/Git/config core.autocrlf true

 

めでたしめでたし

 

近況報告

こんにちは、ゆきしろです。

過去記事のお知らせメールでものすごく久しぶりにログインしました。

最早このブログを読んでいる人なんていないだろうなぁと思っていましたが、毎日50-100アクセス程度はあるみたいでして、おかげさまというか大体AdobeCCのせいですね。

 

さて、放置し過ぎて何から正直報告したらいいのかわからないですが、エクストリームダイジェスト近況報告です。

 

2017年4月 職場が変わりました

2017年4月 DCDアイカツスターズを始めました

2017年8月 職場が変わりました

2017年12月 神奈川に引っ越しました

2017年12月 インフルエンザにかかりました

2017年12月 台湾に出張しました

2018年3月 iPhone 8を買いました

2018年3月 韓国に出張しました

2018年4月 退職してニートになりました

2018年4月 DCDアイカツフレンズを始めました

2018年5月 何故かディズニーで結婚しました

2018年6月 就職して社畜になりました

2018年11月 八王子変態端末オフに参加しました

2018年12月 韓国に出張しました

2019年2月 友達と唐揚げ会をしました

2019年2月 秋葉原で牛タンを食べました

2019年2月 SynologyのDS918+ (4ベイのNAS)買いました ←イマココ!

 

以上です。

細かい話は需要があったらそのうちします(たぶん)。

写真は今月食べた肉と、スケートのジャンプで創り出した会場の空を大剣をスケボーにして飛ぶ推しの仁科カヅキ氏 (キング・オブ・プリズムより)。


f:id:yukishir0:20190219231358j:image

f:id:yukishir0:20190219231352p:image

 

 

L0,L1,L2ノルム

ノルム:原点や平均など特定の点からある点までの距離
L2ノルム:各次元の値を2乗した和
L1ノルム:各次元の値の絶対値の和
L0ノルム:0でない次元数

xを次元とした時の例
●L2ノルム
L2 = |x1|^2 + |x2|^2 + ... + |xn|^2

<pre>
double L2norm = 0;
double sum = 0;
long x; // 次元 (実際にはたぶんポインタで参照する感じになる)
long n = 2; // 最大次元数(例:2次元)
for(x = 1; x <= n; x++){
sum =+ (x * x);
}
L2norm = sum;
</pre>

●L1ノルム
L1 = |x1| + |x2| + ... + |xn|
<pre>
double L1norm = 0;
double sum = 0;
long x; // 次元 (実際にはたぶんポインタで参照する感じになる)
long n = 2; // 最大次元数(例:2次元)
for(x = 1; x <= n; x++){
sum =+ x;
}
L1norm = sum;
</pre>

●L0ノルム
L0 = x1 != 0
L0 = x0 == 0

<pre>
long n = 2; // 最大次元数(例:2次元)
L0norm = n;
</pre>

Windows7+VMware(Linux)で共有フォルダをマウント

共有フォルダをマウントしようとしたらゲストOSから「/mnt/hgfs」下に共有フォルダが出てこなかったのでメモ。

 結論から言うと、vmware-toolsを再インストールする必要がある。

 

Windows

・マウントしたいフォルダを作成(例:work)

・workを共有設定

 ・アクセス権をフルコントロール

 ・セキュリティ設定

 

VMware(Linux側)

・Player>管理>仮想マシンの設定>オプション>共有フォルダ

 ・「常に有効」にチェックし

 ・「追加」ボタンからworkフォルダへのパスを登録

 

・設定反映確認

 ・アプリケーション>アクセサリ>端末

  $ vmware-hgfsclient

  コマンドをたたき、workを確認。

 ・vmware-config-tools.pl 

  1. VMware Playerを起動して,Ubuntuを立ち上げる.「Playerメニュー」 > 「管理」 > 「VMware Toolsの再インストール」を選択.
  2. Ubuntu上でvmware-tools-distribの仮想CDが開く(/media/VMware Tools)のでVMwareTools-xxx-xxx.tar.gzを適当な場所にコピーして以下のコマンドで解凍する.
  3. $ tar xzvf VMwareTools-xxx-xxx.tar.gz
  4. vmware-tools-distribフォルダが作成されるのでcdで中に入る
  5. $ cd vmware-tools-distrib/bin/
  6. $sudo  ./vmware-config-tools.pl
  7. 実行されたツールに答えていく.デフォルトのまま,リターンキーを押していけば良いはず.
  8. VMwareを再起動する.

参考 

VMwareToolsのサービスが起動しない | ニフティクラウド

 

https://kb.vmware.com/selfservice/search.do?cmd=displayKC&docType=kc&docTypeID=DT_KB_1_1&externalId=2078883

ウォークマンのプレイリストをアプリを使わずにパソコンで半自動生成する

 

数万曲ある音楽フォルダからWALKMANのプレイリスト(.m3uファイル)作るのがめんどくさすぎたので自分用メモです。

先にWALKMANの中のフォルダに音楽全部つっこんで後からプレイリスト生成します。

 

 

01.パソコンにWALKMANを接続します。

02.WALKMANがFドライブ(F:)として認識されたとします。

03.音楽が以下のフォルダにあるとします。

 

 F:\MUSIC\アニソン\AAA\BBB\music01.mp3

  :

 F:\MUSIC\アニソン\AAA\CCC\musicXX.mp3

 F:\MUSIC\洋楽\BBB\12345\music01.mp3

  :

 

こんな感じでフォルダが分かれていたとします。

この時のアニソンフォルダ内の曲だけを参照するプレイリストを作りたいと思います。

 

04.F:\MUSIC\アニソン\をエクスプローラで開きます。

05.エクスプローラのパス表示欄におもむろにcmdと入力してコマンドプロンプトを開きます。

06.コマンドプロンプトから以下のコマンドを入力。

  dir /s /b *.mp3 > playlist.m3u

  するとplaylist.m3uというファイルがF:\MUSIC\アニソンにできます。

07.playlist.m3uを適当なエディタで開きます。

 ■playlist.m3uの中身

  F:\MUSIC\アニソン\AAA\BBB\music01.mp3

  :

  F:\MUSIC\アニソン\AAA\CCC\musicXX.mp3

 

08.F:をエディタ機能で全部置換して削除。以下の状態にします。

 ■playlist.m3uの中身

  \MUSIC\アニソン\AAA\BBB\music01.mp3

  :

  \MUSIC\アニソン\AAA\CCC\musicXX.mp3

 

09.上記の状態でplaylist.m3uを保存します。

  (※ファイルが.m3uであればファイル名は何でもOK)

10.エクスプローラF:\MUSICフォルダ直下に移動します。

11.F:\MUSIC\playlistsフォルダを作成します。

12.F:\MUSIC\playlistsフォルダにplaylist.m3uを移動します。

13.パソコンからウォークマンを引っこ抜き、ウォークマンからプレイリストが再生できることを確認します。おしまい。

 

 

twitterの電話番号認証が失敗するときは0を外せ

こんにちは、ゆきしろです。暑い日が続きますね。

twitterのボットを作るサービス「MAKEBOT」を利用するために、Twitterにアプリ申請をしようとしたら「電話認証機能を有効にしてください!」と表示されてエラーになりました。

新しくアプリを作るためにはtwitterに電話番号を登録しなくてはいけないんですが、電話番号登録をしていなかったので仕方なく登録することに。twitterの設定画面で電話番号を入力したら、SMSに登録IDが通知されます。このIDを入力すれば登録完了。

が、このIDをいくら入力しても「電話番号を登録できませんでした。再度お試しください。」とエラーが出て登録できなかったんですが、これはアレだなと思いついた手法があったので試したところ、無事に登録できたので記載しておきます。

 

例)+81 ←国番号(初期状態で入ってる) 090-1234-5678 ←携帯番号

■NG入力

8109012345678

■OKな入力

819012345678

 

これでいけました。

国際的に0から始まるナンバーって珍しいんですよ。なので国番号つけるような認証だと頭文字の0を抜いてくださいというのはよくある話だったりします。

めでたしめでたし。

 

【運用編】Windows10 + Git + Tortoise Git + DropBoxな環境構築

前回の記事でGit導入した後の話。

hourouneko.hateblo.jp

※以下が導入済みの環境であるとします。
Windows
・Git for windows
・Tortoisegit
Dropbox

 

■共有リポジトリの作成
1.DropBoxに共有フォルダを作成
  C:/Users/user_name/Dropbox/share

2.共有フォルダに共有リポジトリ(リモートリポジトリ)を作成
  例「share.git」フォルダを作成
  C:/Users/user_name/Dropbox/share/share.git

  「share.git」内で右クリック→《ここにGitリポジトリを作成》→「Bareを生成」にチェックを入れて《OK》を押下。
  ※「Bareを生成」にチェックを入れないと、後々ローカルからリモートリポジトリへプッシュする際に、エラーが発生してプッシュできない


■ローカルリポジトリの作成
1.Dropboxからローカルへリポジトリをクローンする
  例 C:/Users/user_name/workspace/local

 localフォルダ内で右クリック→《Gitクローン》
  URL      C:/Users/user_name/Dropbox/share/share.git
  ディレクトリ C:/Users/user_name/workspace/local

 OKを押下するとクローンされる。


■ローカルリポジトリの更新とプッシュ

1.ローカルでファイルを作成、更新
 C:/Users/user_name/workspace/local/test.txt

2.ローカルリポジトリに追加
 《Tortoisegit》→《追加》→ 表示されたダイアログにて「test.txt」が選択されていることを確認
 《OK》を押下。

3.コミット
 localフォルダ上で右クリック→《Git コミット -> master》
 メッセージ欄には、変更履歴を記載する。《OK》を押下。

4.共有リポジトリへプッシュ
 localフォルダ上で右クリック→《Tortoisegit》→《プッシュ(リモートへ反映)》を選択。
 ※もともとDropboxからクローンしてきたプロジェクトであれば、デフォルト設定のまま《OK》を選択すると、プッシュは完了。

 

【導入編】Windows10 + Git + Tortoise Git + DropBoxな環境構築

環境構築時のメモとして記載します。

1.Git for WindowsTortoise Git をダウンロードする

・Git for Windows

 https://git-for-windows.github.io/ 

 ※以下の説明では Git for Windows v2.11.1とします

 

Tortoise Git

 TortoiseGitのインストーラとランゲージパックをダウンロードします。

 32ビット版と64ビット版がダウンロードできるので、自分の使っているWindowsと同じ物を選択してください。

Download – TortoiseGit – Windows Shell Interface to Git

 

2.Git for Windowsをインストールする。

インストール時の設定

「Run Git and included Unix tools from the Windows Command Prompt」
「Checkout as-is, commit as-is」
「Use MinTTY」
でインストール。あとはデフォルト。

 ※詳細は以下を参考にするといいかも。

 私家版 Git For Windowsのインストール手順 | OPC Diary

 

3.Gitのグローバルコンフィグの設定
Git bashを起動
$ git config --global user.name "名前 苗字"
$ git config --global user.email "hoge@email.com"
$ git config --global core.quotepath false
$ git config --global gui.encoding utf-8

※ユーザーフォルダ下の.gitconfigに保存される

※書くの失敗しても後から修正できるので適当でおk

 

4.SSHキーの作成 ※必要な人。後からでもたぶん作れる。
Git Guiを選択して起動。
HelpメニューのShow SSH Keyを選択し、Generate Keyをクリック。
パスフレーズを入力します。

もう一度聞かれるので、同じパスフレーズを入力します。

パスフレーズを二回入力すると、環境変数homeのディレクトリの下に.sshディレクトリが追加され、そのディレクトリに公開鍵(id_ras.pub)と秘密鍵(id_rsa)の二つのファイルが追加されます。また、上画面には公開鍵が表示されます

 

5.Tortoise Gitをインストールする

デフォルトでぽちぽち。

 

6.Tortoise Gitのランゲージパックをインストールする

デフォルトでぽちぽち。

 

 7.DropBoxアカウント

作ってログインできることを確認しておいて。

 

導入編おしまい。運用編につづく。

hourouneko.hateblo.jp

 

スマホアプリ CloudBeats で複数の端末でプレイリストを同期する話

お疲れ様です、ゆきしろです。

みなさん、クラウドストレージサービス使ってますか?

DropBoxとかOneDriveとかいろいろあるかと思いますが、撮影した写真のバックアップや、エンコードした動画とか、スマホ端末やタブレット端末で再生する音楽を突っ込むのに重宝しますね。

僕はスマホ端末の音楽再生アプリとして「CloudBeats」というアプリを使用しています。

ざっくりいうと、外部のクラウドストレージサービスに突っ込んだ音楽を、アプリでストリーミング再生やダウンロード再生できるアプリです。プレイリストも作成できます。

500-600円くらい($4.99)のアプリですが、ほかの有料サービスと比較してもとても使いやすいので重宝しています。(アップデートによる機能追加もちょくちょくありますし)

 

さて、本題。

最近あまり利用していなかったiPadをまた使用し始めることになったので、せっかくなのでiPhoneのCloudBeatsで聴いている音楽もかけたいな、と思いました。

 

そこで端末間でプレイリストが同期できないか調べたメモと、やり方ををまとめます。

(べつにiPhoneiPadに限った話ではないので、端末1、端末2と表記します。)

以下につらつらと。

 

 

■前提条件

  • 端末1、端末2どちらも同じクラウドストレージサービスと連携していること
  • 端末1、端末2どちらもモバイルデータ通信あるいはWiFiで通信可能な環境にあること
  • 端末2にプレイリストを作成しないこと(ローカルのものと混ざると面倒なので)

■プレイリスト共有

  1. 端末1でプレイリストを作成する
  2. 端末1 ≡メニュー > 設定 >  プレイリストの同期をONにする
    同期に使用するクラウドストレージサービスを選択。クラウドストレージサービスに「Music」フォルダが作成され、フォルダ内に「cloudbeats_playlists.cb」というファイルが作成される。例)Dropbox/Music/cloudbeats_playlists.cb
  3. 端末2 ≡メニュー > 設定 >  プレイリストの同期 をONにする
  4. 2.で選んだクラウドストレージサービスと同じものを選択する 例)Dropbox
  5. 端末2 ≡メニュー > プレイリスト を開く
  6. プレイリスト画面でスクロール更新すると自動的に読み込まれる
    →端末1とプレイリストを共有完了
     

【注意】

  • プレイリストはあくまでクラウドストレージサービス上にあるファイルを読みに行くだけのようです。つまり、直接端末1と端末2が同期処理を行っているわけではありません。
  • クラウドストレージサービス上のプレイリストの更新は自動では行われません。
  • 端末でプレイリストを変更したら、DropBox上のプレイリストを一旦削除(またはリネームしてバックアップ)し、アプリの同期ONから再度ファイルを作成したほうがおかしな挙動をしないようです。 ←ここでめっちゃハマった

 

 

cmake Windows Googletest コマンドライン ビルド

cmakeインストール

1.windows版cmakeをダウンロードし、デフォルトでインストールする
2.環境変数にC:\Program Files (x86)\CMake\binを通す
3.コマンドプロンプトからcmake実行確認→環境変数が通っているか確認OK

googletestのビルド
4.https://github.com/google/googletest/releasesからrelease-1.8.0の source を download
5.解凍してgoogletest-release-1.8.0\googletest\buildを作成
6.cd build
7.cmake ..

 

コンパイルエラーcl.exe

これは何かというと、Microsoftのvisualstudioとかに付属するコンパイラである。

Visualstudioをインストールするとついてくる。

 

んなもん使ってられるかい。

gccはインストールする必要がある

MinGW + CMake

 

bin+cueからmp3に変換するプログラム作った(前日のwav変換の続き)

どうも、ゆきしろです。

昨日の深夜にbinとcueファイルからwavを生成する何かができたので続きです。

wav作れるならmp3も作れるんじゃね?ってことで表題の件。

hourouneko.hateblo.jp

 

2019/6/23 追記:

再生環境によってmp3が再生できない致命的なバグがありました。

残してはおきますが使わないでください。

 

上で作ったwavをLAME.EXEに自動的にぶっこめばmp3ができんじゃねってことで、ちちんぷいぷいで作ったやつがこちら。(64bit版Windows10で確認。32bit版は持ってないので未確認)

 

www.dropbox.com

 

解凍パスワード:hourouneko161007

 

<使い方>

1.image.cueとimage.binがあるフォルダに解凍したbincue-mp3フォルダを置く。

2.bincue-mp3フォルダの中にあるstart.batをダブルクリック

3.192kbpsのmp3ができる。おしまい。

 

中で何やってるかはバッチファイル読んで。以上。

bin+cueからwavに変換するプログラム作った

お久しぶりです、ゆきしろです。

今回は以下の記事のソースを参考にbin+cueからwavに変換するプログラムを作りたいと思います。

 

bchunkをWindowsで使えるようにする (bin+cue→wav変換)mzex.wordpress.com

 

ちちんぷいぷーい。

できました。

自動実行するバッチファイルも一緒に作ったので超簡単にwav切り出しできるお。

 

www.dropbox.com

 

解凍パスワード:hourouneko161007

<使い方>

1.image.cueとimage.binがあるフォルダに解凍したbincue-wavフォルダを置く。

2.bincue-wavフォルダの中にあるstart.batをダブルクリック

3.wavができる。おしまい。

 

<備考>

Windows用。64bit版Windows10でしか確認してないお。

僕のための僕が使うプログラムなので、なんかあっても知らん。

めんどくさいクレーム来たら公開やめるのであしからず。

 

Windows10+VirtualBox+XPMode環境からR8C/33Aマイコンを動かす

お疲れさまです、ゆきしろです。

前回、Windows10にVirtualBox+XPMode環境を構築しました。

hourouneko.hateblo.jp

 

なんのためにそんな面倒なことしたかって、タイトルのとおり。

RenesasのR8C/33Aマイコンを動かすためですね。

このマイコンの通信部分のソフトをRenesas側がXPまでしかサポートしていないせいで、↑のようなXP環境を構築したわけで。

というわけで、今回は構築したXP環境に、マイコン開発環境を作ろうと思います。

 

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準備するもの

Windows XP環境(今回はWindows10上のVirtualBox+XPMode)

・諸悪の根源であるマイコンボード付きの本(良本ですw)

 すぐに使える!実験・試作用マイコン・モジュール (シリコン・ディスカバリ・シリーズ)

・各種ソフトウェア

①「M3T-NC30WA【無償評価版】」

 R16C/R8C用Cコンパイラ・パッケージです。HEW4が同梱されています。無償版だと60日後にオブジェクトのリンクサイズが64KB以内に制限されますが、R8C/33Aは32KBのため特に制限は受けません。

②「M16C R8C FoUSB/UARTデバッガ(High-performance Embedded Workshop版)」

  無償提供されているR8C UARTモニタ・プログラム。OSのサポートがXPまでのため注意。Windows7以降だと、マイコン転送時に通信エラーが発生します。

③FDTI仮想COMポート用ドライバ VCP(USB接続されたマイコンをCOMポートとして認識させるため)

 XPのサポートが終了したためWindowsUpdateからのドライバインストールはできません。FTDI社のサイトにアクセスし、ドライバをインストールする必要があります。

④フラッシュ開発ツールキットFDT(無償版)

 最終的にマイコンフラッシュメモリに書き込むときに使うツール

⑤その他アップデートプログラムとか追加のMCU設定ファイルとか

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準備

1.VirtualBoxのXP環境に①~⑤のソフトウェアをインストール

2.一旦VirtualBoxのXP環境をシャットダウン

3.ホストとなるPCにマイコンボードをUSB接続

4.Windows10のデバイスマネージャから2つのCOMポートとして認識されていることを確認

(例:COM6,COM7。USBを抜き差しして確認)

5.VirtualBoxの設定画面を立ち上げ、以下を設定。

・設定>USB>USBコントローラを有効化にチェックし、マイコンをさしているUSBポートの環境に合わせてUSB2.0コントローラー/USB3.0コントローラーを選択。

・設定>シリアルポート>ポート1>シリアルポートを有効化にチェックを入れる。

 ①「ポート番号」はCOM1を指定(XPからCOM1として認識する)

 ②「ポートモード」はホストデバイス

 ③「パス/アドレス」には手順4でホストのデバイスマネージャから確認したCOMを指定する。(例「COM6」)

 

・設定>シリアルポート>ポート2>シリアルポートを有効化にチェックを入れる。

 ①「ポート番号」はCOM2を指定(XPからCOM2として認識する)

 ②「ポートモード」はホストデバイス

 ③「パス/アドレス」には手順4でホストのデバイスマネージャから確認したCOMを指定する。(例「COM7」)

OKを押して設定完了。

6.仮想マシンのXP環境を起動する。

7.HEWを起動し、接続画面「Init(M16C R8C FoUSB/UART)」から以下を設定。

MCU:R5F21336CUART.MCU ※ない場合、追加パッケージがRenesasのサイトにあるのでダウンロードする。

・Serial

・Port:COM1

・BaudRate:38400

でOKを押す。

転送され、HEWのDebug画面でConnectedと表示されればOK。

※もし通信エラーが発生したときはマイコンの切り替えスイッチがDB側になっていることを確認してリセットボタンを押してください。

 

以上になります。あとは本の通り進めてください。

よき論理を!